『G線上のあなたと私』の第2話をオンエアで観る。『マツコ』からの流れで面白い火曜ドラマを観ることができる幸せ。
今話では、微妙に気になっていた原作での話の流れを違和感なく補正して、しかしエピソードはきちんと織り込んでリスペクトも感じる脚本の妙手に唸る。第1話のクライマックスで出した独自の振れ幅を、第2話で回収しつつピークをつくる構想力にも感心した。安達奈緒子という脚本家の仕事ぶりは、野木亜紀子のそれに似てしっかりとしたロジックを感じさせ、決して原作殺しと思わせない点でなかなかのものだと思うのである。堪能した。