『コタキ兄弟と四苦八苦』を観る。この話、どこへ向かうのかと思いつつ、紛うことのない、さっちゃん回。例の三河屋が登場して、さっちゃんの鬱屈を引き出すあたり実にうまく、野木亜紀子の得意な生きづらさの告発が埋め込まれていてストーリーは自在。役者の力量を試すような設定、さっちゃんの五蘊盛苦とコタキ兄弟との因縁につながる結末はやはりいい。
『コタキ兄弟と四苦八苦』を観る。この話、どこへ向かうのかと思いつつ、紛うことのない、さっちゃん回。例の三河屋が登場して、さっちゃんの鬱屈を引き出すあたり実にうまく、野木亜紀子の得意な生きづらさの告発が埋め込まれていてストーリーは自在。役者の力量を試すような設定、さっちゃんの五蘊盛苦とコタキ兄弟との因縁につながる結末はやはりいい。