Rebuid.fmで予告されていたスペシャルゲストの正体はAudrey Tangだった、ということで、これを念入りに聴き、機能する政府と機能しない政府の彼我の差のひたすら大きいことを改めて実感する。
台湾は香港からの移住を受け入れ、Radical Transparencyは中国政府の手法と真っ向から対立して、極東における自由主義の中心的な存在になるだろう。トランプのアメリカの腰巾着でしかない本邦の存在は、ますます矮小化するに違いないのだが、それを恥じないのが斜陽の国というものである。
そもそも政治家の資質の優劣がこれほどまでの大きいのは、複合要因による積年の劣化の結果であるには違いないのだが、ひとつに政治の世襲化の問題は間違いなくあって、歴史で幾度となく繰り返されてきた構造利権による腐敗によってこの国の土台もボロボロになっている。