例のマスクはノベルティーと同じ扱いで原産地証明も要らないし衛生上の保証も必要ないという話を嗤っている。厚生労働省は調達先を頑なに明らかにしないという話だから、検察人事を恣にするというのにも切実な動機があるというものである。まず、これほどまでに大掛かりに証拠の品を配布する事業であれば、どうしてバレずに済むと思っているのか、その思考の回路を訝しまねばならない。
非常事態宣言から10日が過ぎて検査の飽和状態は改善せず、起きていることも分からず、推定患者すら放置された状況で、都下ではPCRセンターの稼働に望みをつないでいるような有様だが、それも医師会の自主的な努力によるものであることは忘れてはならない。爆発的に増えるであろう陽性確認への対応が後手に回ることまでほぼ予測できるにして、何もされないというよりはマシという地点にある今日現在。