時勢

自身の中東歴訪は見合わせとしながら自衛隊の派遣は予定通りという卑劣には旧軍の伝統を感じざるを得ない本邦での茶番をよそに、防空警戒態勢にあるテヘランで旅客機が墜落し、報復のための弾道ミサイルが発射されて緊張はさらに高まっている。一方、外交ではエスカレーションを回避するためのメッセージが双方から表明され、全面衝突というシナリオはなさそうというのが直近の雰囲気だけれど、どちらかといえばイランのシナリオに米国がのっているとしか思えない展開で、何がしたいのかわからないアメリカとそれに追従する日本の漂流は2020年も続く。