瀬戸際からぎりぎりに引き伸ばされた日常が続いている。布マスク2枚というネタも今さらエイプリルフールでしたとは言えなくなり、ウヨ論客はそれを擁護しなければならないのだから、そもそも負け戦というわけだ。どうでもいい。
専門家会議の言いようを聞けば、既に堰を越えた濁流が黒々と渦を巻いている状況だと理解すべきではないのか。この日の東京の感染者は97名という報道だが、首都圏では100名を超え、そもそも本邦の検査基準を考えれば、ほぼ症状があって患者と分類される人数がそうなのだ。その状況で、ぎりぎり持ちこたえていると言ったその後のことを考えておらず、各国の苦闘から学ぶ気もなさそうというのがここまでの観測事実であれば、動揺が広がるのも無理はない。