講談社のWeb上の連載企画で『図書館の魔女』の掌編が掲載されている。2,800文字程度のごく短い場面に、あの登場人物たちを想起させるあれこれがみっしり詰まって、しかしその名が呼ばれることはないファン向けのストーリーで、続編飢餓の状態にある層としてもとりあえず喜んでいる。
『霆ける塔』を早くと念じつつ、今さらジタバタしても仕方ないといえば仕方ない。我々の「令和元年吉日」はまだ到来していないのだが、そうはいってもさすがにオリンピックの頃までにはと、そういえば年の始めころには思っていたような気がする。