『三体II 黒暗森林』を読み終える。かなり時間をかけて読了ということになったのだけれど、トリロジーの3作目が出てくるのが来年ということであれば一気に読んでしまうのは勿体ないというものである。
前作を受けて始まる内容は評判通り太陽系のスケールに拡大して陳腐とならず、フェルミのパラドックスを正面から扱って論理的帰結としての宇宙観を提出してくる構想力には感服する。そして、劉慈欣がどうやら『銀河英雄伝説』のファンらしいことにも好感を持たざるを得ない。
『三体II 黒暗森林』を読み終える。かなり時間をかけて読了ということになったのだけれど、トリロジーの3作目が出てくるのが来年ということであれば一気に読んでしまうのは勿体ないというものである。
前作を受けて始まる内容は評判通り太陽系のスケールに拡大して陳腐とならず、フェルミのパラドックスを正面から扱って論理的帰結としての宇宙観を提出してくる構想力には感服する。そして、劉慈欣がどうやら『銀河英雄伝説』のファンらしいことにも好感を持たざるを得ない。