サーヴァント ターナー家の子守

ひたすら視聴を続けて『サーヴァント』のシーズン1全10話を見終える。すでにシーズン2の製作は決まっているという話なのだが、M=ナイト・シャマランらしく理に落ちる真相が用意されている一方での、視聴者の忍耐を試す放り出すような結末はアメリカ製ドラマの悪癖というべきではないか。無理に続きを作らなくてもこっちは満足しているのである。

振り返ってみるとサスペンスとしては第1話と第9話の出来が抜きん出ていて、シャマランその人の演出回であるのがはっきりと分かって面白い。第1話は挨拶状として、第9話はシリーズ構成上のクライマックスとして、いずれも秀逸。