ビブリア古書堂の事件手帖

『ビブリア古書堂の事件手帖』を観る。あまり確かな記憶ではないのだが以前、剛力彩芽が栞子役を演じたドラマがあって、ストーリーはそちらのほうが原作に近かった気がする。

こちらの黒木華の栞子はかなりイメージに近い。一方、話はそうでもなくて、過去に遡って因縁が描かれたりもするのだけれど、それほど馴染みがいい感じでもないので120分の尺を持て余しているようにみえる。クライマックスに至っては何でそうなるのと思えなくもなく、どうやら脚本の仕事に瑕疵がある。画面の印象は悪くないだけに少し残念な気がする。