ネイト=シルバーのFiveThirtyEightの予測を眺め、さすがにこの状態からのトランプ再選はなかろうという気にはなっているのだが、もちろん往生際よく負けを認めるような人間ではないので、来年にかけて不可避ともいえる騒動を考えると既にいやはやという気分になっている。
この4年に自由と民主主義の被った打撃は果てしなく大きく、どんな敵も負わせることができなかった痛手であれば、かつて繁栄を誇った帝国の、終わりの始まりの最初の4年間ということになったとしてもおかしくない。
そしてこの状況において、本邦のネトウヨ勢には敵の敵は味方とばかりトランプ援護の傾向があるわけだけれど、トランプ再選をいちばん願っているのはその中国なので相変わらず的が外れているのである。