作業をしながらNetflixで『いなくなれ、群青』を観る。原作の小説は未読。舞台にもなっているらしく、そういう雰囲気はある。『1999年の夏休み』をちょっと思い出したけれど、ライトノベル感が強すぎて「ながら」でなければ途中で投げ出していたと思うのである。まず、タイトルありきということでよろしいか。
発出の時からわかっていたことではあるけれど、3回目の非常事態宣言がとりあえず月末まで延長になり、ワシントンポストには追い剥ぎ、簒奪者とまで言われたIOCのバッハ会長は、オリンピックと緊急事態宣言は関係ないとまで言って顰蹙を買ったが、17日の来日はなくなることが取り沙汰されている。
ここにきて新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身会長は抗原検査とPCR検査の広範な実施を唱えているようだけれど、今さら広島の大規模検査の知見をひいて、わかったことがあると言われても戸惑いしかない。わざわざ抗原検査を行う理由は、利権絡みで買ってしまった在庫の消化であると理解した方がしっくりくるし、そもそもいまだにPCR検査能力を希少資源にしておきたいのは何故なのか。
そして河野大臣の1日80万回という接種目標も方法が煮詰まらないうち、総理大臣は1日100万回と言う。既に在庫となっているファイザーのワクチンは6月末には有効期限が切れるという話もあるくらいだから、いずれそうしたペースで消化しなければならないとして、この無能によってまたしても現場が割を食うことになる。