さんかく窓の外側は夜

『さんかく窓の外側は窓』を観る。同名の漫画を原作とする2020年の映画。異能とそれによるトラウマをもつ主人公が、探偵役の助手となって怪異を解き明かすというストーリーとよく似た設定の話を、つい最近、テレビドラマでも観た気がする。

岡田将生と志尊淳の取り合わせ自体にある種の尊さを見出そうという趣向はわかる。ダークサイドにいる謎の少女に平手友梨奈、現実主義の刑事が滝藤賢一と全体にわかりやすいキャスティングとなっている。そして北川景子の贅沢な使い方に驚き、エンドタイトルにクレジットされていることを確認してそのことにも驚く。まぁ、出演しているというのは確かだし、どこかで同じようなことがあったと考えてみれば『TOKYO DRIFT』という前例があったのである。『フェイク・ニュース』での活躍をみれば、北川景子が仕事のできる女優だというのは明らかだと思うのだが。

全体に贅沢なキャストのジャンル映画だとは思うけれど、水準作。

Macのターミナルはデフォルトのものでいいと思っていたのだけれど、iTerm2とzplugを入れ、Powerline10kを導入して画面を装飾してみる。どこかでシンプル方面に揺り戻しがあると思うのだけれど、ステータスラインにいろいろ情報を表示して、おお、となっている。平和。