Netflixで配信の始まった『その年、私たちは』を観る。チェックしていなかったドラマだけれど、ヒロインにキム=ダミを配しているので、それだけで「おお」となっている。単純な再会ものかと思えば、謎を解き明かしていく手つきの脚本がなかなかいい。10年前、5年前、現在の振れ幅をきちんと表現している演出も確かなものである。
これは期待が持てる、というわけで既に楽しみになっている。このところルーチンのドラマが途絶えていたのだが、年末から年始にかけての穴を埋めてくれそうな感じ。
劇中にBTSのVの歌が使われているのは『梨泰院クラス』を想起させるし、絵画に造詣の深いアイドルにNJという名を付けたのもBTSのRMを連想させようということであろう。目論見にはすすんで嵌るほうである。