地元の新規感染者が急に増え、県独自の基準で定めている警戒レベルがもっとも高い5に引き上げられて風雲急を告げつつある。近くの中学校に通う生徒の姿が見えないと思ったら、ひっそりと休校になっていて、この状況でこの情報開示の姿勢もいかがなものか。
何しろ田舎のことだから、市街の割烹で集団感染という話は光の速さで伝わり、大祭絡みか、商工会か消防団の宴会かと察しはついたのだけれど、市会議員の感染が発表されるにおよびTwitterのローカル世論は予想通りの場に与党系市長と議員が加わった大宴会で変異株が拡散したという噂を伝える。会見で事態の沈静化を語る当の市長はそんなことに言及してはいなかったわけだが。
なるほど、ことは来週の長野県補選に絡んでいるのである。結局のところ与党の選挙手法とCOVID-19感染対策は相容れぬもので、秋までに行われる解散総選挙では国中でこのようなことが起こる。