この日、これまでの歴史的な議論をなぎ倒して行き掛けの駄賃とばかり、教科書の表現に訂正させんとする閣議決定を政権が行なったというニュースが伝えられる。独裁政権としての振る舞いに遠慮がなくなって久しい。恥を知れ。
同じタイミングで自民党総裁選挙に立候補するメンツが出揃い、もちろん党員ではないとしても避けがたく甚大な影響を受ける国民としては、この選択肢から一人という状況に言うまでもなく絶望している。
このところ配信のニュースで使われる高市早苗議員の写真を見るたび、ジョーカーに似ていると思って、さすがに他にないのかという意見だったのだが、歳若く議員となって、かつては主流派の老人たちを厳しく評していた当人が、今となっては最悪のネトウヨと堕している闇の深さを考えると実際、この写真こそこの人間の本性を表していると言えるのではあるまいかと考えを改める。