『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』を観る。NHKのよるドラ枠でやっていたときに少しだけ観たことがあるのだけれど、今にして振り返ると石橋菜津美や土村芳が彼女たちの最も濃い部分で演じていて、ちょっと素晴らしい。セリフ回しの秀逸な会話劇だし、狂言回しとなるYouTuber”尾崎乏しい”が物語をドライブしつつ、キャラクターが端から立っていて、いや面白い。
ヨハネスブルクのあるハウテン州でのオミクロン株による感染拡大が、過去の変異株と比べてどういう傾向を持っているのかを検討しているグラフを見る。オミクロン株については、まだ2週間程度をプロットしているに過ぎないけれど、感染の立ち上がりは数値の異常を疑うほどに急峻で、一方、入院者数はデルタ株とほぼ同じラインを辿っている。ウイルスの毒性が同じだとすれば、入院者数の増加はもう少し早く積み上がってもおかしくないが、少なくともこの変異株が医療機関に与える圧迫は、以前のものと同程度であるということになる。
ワクチンの効果がそれほど期待できない状況で、季節的には増加傾向となることがわかっている冬にデルタ株が流行する事態を想像すると、それがいわゆる第6波のイメージということになるのかも知れない。