『ファウンデーション』シーズン1の最終回となる第10話を観る。後半は何だか話が停滞したような印象があったのだけれど、最終盤に頑張ってシーズン2に繋いだ感じ。どのあたりがいいかといえば、やはり人の因縁と時間経過をきちんと描いているところで、大逆罪の結果として親類縁者の一切が抹殺されるというエピソードが対比をつくっている。その話が直接に描かれることはないのだが、ブラザー・デイの語りだけで帝国の強大な力を想像させることに成功しているあたりに、この困難な映像化の目指すべき方向があるのではなかろうか。オリジナルとしか言いようのない展開とその結末であるからには、この上、シーズン2がどこに向かおうというのかはやはり気になる。
『インベージョン』の第7話もいい感じに話が進んでいて、忽那汐里のパートの微妙な「ハリウッド映画に現れた日本」の感じが好き過ぎる。