ブラタモリ 諏訪

随分、久しぶりの地方遠征という気がするけれど、『ブラタモリ』の舞台は諏訪。上諏訪、下諏訪、岡谷、茅野、原村、富士見の諏訪広域6市町村を指して諏訪とする説明になっていたので、つまりついに地元での『ブラタモリ』ということになる。その内容は、糸魚川静岡構造線と中央構造線の交点たるこの地を、地質学的な特徴と縄文遺跡によって思いのほかすっきりと語っていて、今回は山歩きばかりというぼやきはあったけれど、その神の名すら定かでない上代の人びとの生活を語り、縄文海進を話題にしているあたり、贔屓目ありとして『ブラタモリ』の一番美味しいところで、近年稀にみる神回というべきではなかろうか。土地は憶えているのである。

感染対策は夏休みモードで検査は頭打ちという状況が続いている。そうこうしているうち、横浜在住の坊やがPCR検査を受けるハメになって、いやもう冗談じゃないのである。