ブロジェクト・ヘイル・メアリー

『青天を衝け』の最終回を観る。今年の大河は視聴習慣だけで観続けたという感じなのだけれど、終盤は吉沢亮がぜんぜん老けていかないのが面白くてある意味で目が離せない展開。喜寿を越え、91歳で没するところまでが描かれたけれど、このあたりの演出は大変だと思うばかり。孫の敬三視点からの語りでフィナーレらしい雰囲気のある最終話となったが、これを演じた笠松将がちょっといい。

もうすぐ本年の営業も終了なので、年末に向けて『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読み始めている。『火星の人』のアンディ=ウィアーの新作なのだが、主人公が物理学の基本的な素養を応用して謎を解明してく展開は、この処女作の面白さを想起させる展開で序盤から期待は高まる。『アルテミス』はいまひとつ乗れないところがあったのだけれど、過去の経緯のフラッシュバックを使いながら状況を説明していく展開もいい。映像的な面白みもあって、このまますぐにでも映画化されそうな雰囲気がある。もったいないので序盤は『NOISE』と平行で少しずつ楽しむつもり。

注文していたM1 ProのMacBook Proが届く。発注からほぼ3週間というところだけれど、電子部品の逼迫と物流の混乱を考えると、さすがにAppleは強者である。当方の使い方ではM1 MacBook Airが最適解であることは間違いないとして、若干リバイバル感のある弁当箱スタイルの新デザインが好きである。