ヴィンチェンツォ

Netflixで『ヴィンチェンツォ』の第4話を観る。第一部完という雰囲気の展開回で、オペラをBGMに大仰な演出が続くのだが、力技で馴染ませているという按配で見応えがある。これを邦画でやれば完全な茶番となるところがプロダクションの実力の差であって、今やそこには天と地ほどのひらきがある。これを毎週3時間近い尺でオンエアしているのである。

配信には20話までの予定があるみたいなのだけれど、いったいどこに向かっていくのか。わりと律儀に伏線の回収をしながら進む好みの語り口なので、しばらく楽しみに出来そうである。