TVerで『人生最高の贈りもの』を観る。あらかじめほとんど情報を入れることなく、しかし岡田惠和脚本ということで観て涙したのだけれど、検索してみるとほんの1-2行でネタを割っている作品説明が多くて危ないところだったと思ったことである。どうなんだろ、あれ。
石原さとみ、寺尾聰、向井理、勝地涼、キムラ緑子、角野卓造で登場人物は全てかと思うけれど、行き届いた役者陣にシンプルな筋書きと抑えた語り口がうまく噛み合って、いいものを観たという感じに余韻が残る。正月っぽい。石原さとみのよさは余人をもって代えがたく、脚本家はあてがきしたのだろうと思ったことである。