本邦の首相はこの国難にアメリカまで出かけて五輪開催の決意を述べ、決意は支持してもらえずに努力を支持するという言質を頂いたそうである。食事を共にすることを主張して、京都ならぶぶ漬けという感じでハンバーガーを供されたという話もあったが、こちらとしては訪問の結果、ファイザーのmRNAワクチンと言わず、ベクターワクチンあたりを大量供給するくらいの土産が用意されていると期待していたのである。現地でファイザーのCEOに電話という寂しい落としどころで、国際電話の掛け方を知らないのではないかという観測を招いてしまったとは。いやはや。
国家公務員採用試験の申し込みが過去最大の減り幅というニュースがあるけれど、安倍政権からこっち優秀層から離脱していった結果のトドメというのが今日の姿であって「国家は人なり」の金言はいよいよ過去のこととして語られることになるだろう。