2月号の『旅色』に再びガッキーが登場して、「世の中は尊いものであふれている」と尊いことを宣っているので、端から端まで拝見して満ち足りた気分になっている。ライターは相田玲子。連動企画の動画ではガッキーが動いたりして、いや、眼福眼福。
検査数も下がって感染確認も減る月曜日、全体としてどこに向かっていくかも判然としない時間帯に、徹底した検査がどうして行われないのかこれまで不思議だったけれど、検査の抑制を唱える一派は「偽陽性」という概念を持ち出しているそうなので、『マリス博士の奇想天外な人生』を一読することをおすすめする。PCRの原理的なイメージからすると作業上のコンタミ以外の理由で、陰性のひとが陽性に見えるというのはちょっと考えづらい。これは事実であり、演繹的な推論の余地はない。そんな話になっているとは思ってもいなかったのである。