美談

白血病からの寛解を遂げたアスリートがオリンピックの代表選手に選ばれた個人の努力に水を差す気はないけれど、この機会を逃すまいという勢いで五輪に躍進という報道をされては、恐れていては何もできないとGOTO政策をなお推進しようという与党幹事長を掣肘する報道はとても無理だろうと思わざるを得ない。

メディアがこの美談に乗ろうと群がる一方で、NHKが聖火リレーの中継に入ったオリンピック反対の音声を「自主的に」カットしている状況があるのだ。異常である。