エピローグ そういえばいつの間にか2月となっていて、今年もあと11ヶ月を切っているのに驚くけれど、この日『麒麟がくる』は本能寺の変で、2020年から引き伸ばされた結末に漸く至る。山崎の戦いを描くことなく、大河ドラマには珍しいラストだったけれど、主流の歴史観からはもとよりかなり自由なところのある物語だったので、これはこれでよろしいのではなかろうか。いろいろと癖のある演出は結構、好きだったのである。