霆ける塔 『図書館の魔女 霆ける塔』の発売を待つというだけの投稿も何回目か。2016年からまさか5年目になるとは思っていなかったけれど、令和3年の3月、その知らせはまだない。令和元年吉日の報からしても2年が経とうとしているのだから、月日の経つのは速い。この上、これも仮題のみ伝えられている『記憶の対位法』については一体、いつのことになるか。2019年に思いがけず『まほり』が刊行されたのは、ほとんど僥倖のような出来事だったのである。