『劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』を観る。菅波先生こと坂口健太郎が、素性を隠し疎遠になっていた父親とエオルゼアの世界で共に冒険して心を通わせる。ロマンスがあるわけでもなく、事件というほどの事件は起きないし、全ては予定的に調和する世界の話ではあるけれど、オンライン世界ばかりでなく、主要な舞台となるお茶の間の美術も劇場版の名に恥じぬ作り込みがされていて、それだけでも結構、観られる。物語の神は細部に宿る。
この日、横浜市長選は地元に睨みを効かせる自民の推薦候補が敗れ、悪い評判もあった立憲民主党の推薦候補に投票締め切りと同時に当確が打たれる。現下の状況を踏まえれば与党が負けるのは当然として、同日、維新の会が自公との部分連携に意欲を見せているというニュースが不気味に流れる。自公退潮の補完勢力として維新が台頭して悪魔合体を果たすというのは悪夢的シナリオで、これらはまとめて始末せねばならぬ。