ハリケーンIdaが熱帯低気圧に変わり、その影響でニューヨークに記録的な豪雨がもたらされる。時間を追うに従い死者の数も増えるほどの被害が生じているようで、ニューヨークの地下鉄では車両とホームの間にウォーターカーテンのような水流が落ちている映像も流れてきたけれど、その状態で運行が継続していることに驚く。システム全体のサーキットブレーカーが動作していないのか、ものともしないほどの冗長性があるのか。人の営みを支えるシステムの強靭性が試される局面がこのところあまりにも多いと感じるのだけれど、まず、それを災害というのであろう。
『おかえりモネ』は全編でも重大な場面に来ていて、トピックをフォローしているとファンの考察も熱い。コインランドリーを舞台に菅波先生とりょーちんの台詞の文脈が対照をなしているという点には思いが至っておらず、はたと膝を打って、なぜコインランドリーなのかを考えている。楽しい。