引き続き『その年、私たちは』を観ている。第2話ではウンとヨンスの大学時代に言及があって、10年を経て再びドキュメンタリーを撮る企画が動き始める。「あの夏」についてたびたびモノローグが入る物語からはどうしても『500 Days of Summer』を想起するし上質なオマージュを感じるのだけれど、韓国の連続ドラマだけに甘さが勝っていると思うのである。最高ではないか。
第1話でも思ったことだけれど、脚本の作りは秀逸で、役者は時間軸の長さを巧妙に演じ分け、演出も細部で時代感を出すきめ細かさで、とにかくよく出来ている。キム=ダミは言うまでもなく、これに対するチェ=ウシクもいい。サブキャラクターが積極的に物語に絡んでくる展開で、それぞれにキャラが立っているのでダレるところがないのである。来週も楽しみ。