『大豆田とわ子と三人の元夫』の第7話を観る。前回、大豆田とわ子と三人の元夫がなぜ別れることになったのかについては、当人不在の餃子パーティで概ね明らかになっていて、構造化された物語の鮮やかな語り口に感心したものだけれど、第二章は幸せになることを諦めない未来への運動が語られることになる。キーマンとして登場したオダギリジョーが演じている小鳥遊は、今のところサイコパスにしかみえないが、小鳥が遊ぶとかいてタカナシという名前が重要で、不在の存在を強く感じるシリーズ後半となるのではないか。Presenceというタイトルのエンディングテーマも見どころであると同時に、何やら示唆的ではある。面白い。