『大豆田とわ子と三人の元夫』の最終話を観る。からの、『大豆田とわ子を知らない三人の男たち』で全編を締める。 このところ、『Presence』のIからIVをヘビロテしていて、最終話でVが加わったエンディングの作りまで含めて、なんと豪勢なドラマだったことか。最後の風吹ジュンのエピソードにも、それだけで映画になる文脈の厚みがあったと思うのである。
NHKのニュースを継続的にみていると、オリンピックについてはいよいよ強行モードに入っていることがはっきりわかって、報道内容もその伝え方も正気とは思えず、戦時体制の構築というのはこういうものだったかと実感できる歴史的な局面に我々は立っている。東京での新規感染確認も、いよいよ底打ちと再増加が明確になってきたタイミングで緊急事態宣言の解除である。こうなれば、あらゆる規制を緩和してオリンピックの影響を有耶無耶にしようというのが、現在の日本の政治なのである。