Unlimited

Kindle Unlimitedのキャンペーンをやっていたので、再び入会してみたのだけれど、雑誌の読み放題と同じく、あるいは音楽のサブスクリプションがそうであるように、可処分時間に限りがある以上はいつでも読むことができる権利というようなものを留保しているに過ぎず、結局のところろくに利用することなく存在を忘れている。何しろ、読みたい本はほぼないのが常だし、こればかりは代わりの本を読んで我慢というわけにもいかず、別に買い求めることになるから、速やかに退会することになるだろう。いや、わかってはいたものの。

かえって機会があるのはオーディオブックで、自動車の運転中という時間を消費に充てることができるのが利点といえ、問題はやはり可処分時間の有限性なのである。