ペンスでいきます

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の第3話を観る。ASDの主人公を据えたこの物語だが、事件の被告に同じ自閉スペクトラム症の男を置いて、ちょっと踏み込んだ描き方をしている。シリーズ構成としては、話のラストで意外な展開となり、ストーリーとしての面白さにもさらに期待は高まる。

どうでもいいことだが、劇中にペンスというペンギンのキャラクターが出てくるのだけれど、これは韓国で実際に人気があるものだと知って知識の幅を広げる。そういえば見覚えがあると思ったことである。してみると、この不思議なエピソードタイトルも「行け!ペンス」的な訳出をすべきものなのかも知れない。知らんけど。

七夕のこの日、7月7日に平仄を合わせるようにCOVID-19の第7波到来がコンセンサスとして語られる。8月には東京で1日5万人を超えるという波の大きさが予想されているけれど、冬夏にピークを作るこれまでの傾向からすると、実際にもそうなるだろう。重症化が少ないという一点をもって社会的な規制は行わない強行突破路線を進みそうな気がするが、ワクチンの効果が減退するなかで、どのような帳尻になるかは誰にもわかっていないはずである。