君の名は。

Netflixで『君の名は。』が配信されていたので、ついこれを観てしまう。前回観たのが2018年のことらしいので、トリッキーな展開もそれなりに新鮮な気持ちで楽しむことができたのである。クライマックスの盛り上げ方はやはり格別。2016年は傑作の多かった年なのだが、いい感じに記憶も遠ざかっているので、再読の愉しみも多いというものである。

『鎌倉殿の13人』第41回は和田合戦の顛末が語られる。和田義盛の立ち往生を壮絶な見せ場として、大江広元の立ち回りが挿入されている遊びには笑う。いや、笑うような流れではないのだけれど。実朝が政について朝廷を頼ろうと決意して、またも不穏の種が蒔かれる。来る最終回では、源三代を殺めたのは結局のところ北条義時であったことが明かされるのではなかろうか。