『呪詛』を観る。台湾製のホラー映画で、本国ではヒットとなったらしい。POVスタイルの今どきの映画で、実際の事件をもとにしているという触れ込みだけれど、いや、さすがにそんなはずはないし、虫や集合体恐怖、人体損壊に類する生理的な嫌悪まで取り込んで、何かと企みの多い作品となっている。冒頭から動画による錯覚を使って観客をストーリーに参加させるアイディアは秀逸で、POVにしてもよく練られているのである。『リング』を想起させるところがあって、古き良きジャパニーズホラーの後継という感じで普通に怖い。
この日、今回は期日前投票を利用しなかったので、朝から投票所に出かけ、参議院選挙の投票を済ませる。投票率は前回よりもやや高い感じに推移しているようだけれど、この一票は必ずや国政を揺るがせるであろう。