国民の責任

増税に言及しての件の発言が大いに反発を招いているをみるや、国民を我々と修正した話が伝えられるが、こうした政治家に力を与えているのは、言葉通り国民であり我々の責任であるがゆえ、この顛末は長く記憶されなければならない。

日本を戦争ができる国に作り変えようとするのは、その題目によって到底、受け容れられないはずのことを押し通すことができると学んだからで、同じ人間が原発の再稼働を推し進めている以上は、本当に戦争をやろうとは考えていないだろうという指摘は全くその通り。しかし専守防衛の思想をなし崩しに放擲したそのことは、攻撃抑止の可能性を自主的にゼロにしたと査定しておくべきで、自ら内憂外患を求める愚かさによって国は滅ぶ。