夏への扉

『夏への扉』を観る。ハインラインの小説の本邦での映画化。山﨑賢人を主人公、清原果耶をヒロインとして日本に舞台を移した翻案。監督は三木孝浩で、ハードルの高い映像化ではあるけれど、設定にはコールドスリープやタイムトラベルの違和感を和らげる工夫があって案外、悪くない。1950年代SF小説的な人物像の奥行きまで再現されているようだけれど、物語がそうなのであって、映画の責任ではないだろう。

夏といえばこの日、6月だというのに群馬県の伊勢崎では40度を越える暑さとなり各所で猛暑日を記録する。じき、梅雨明けという話もあるのだが、当地では夜に豪雨が襲来することもたびたびで、これがピークでないなら8月には一体どういうことになるのか。