年納め

購入したばかりのドキュメントスキャナーで、朝から気になっていた書類の束を片付け、外付けのSSDの構成を整理しつつアーカイブを更新し、今年の写真から年賀状を作って宛名印刷まで終える。仕事納めは完了しているので、今年のタスクリストはもう済んでいると言っても過言ではないのである。Kindleがセールなので年末年始用にハヤカワの小説をいくつか買い求めて、そういえばクリスマスイブだったかと思い出すくらいだけれど、これくらいが最高の休日というものではなかろうか。

このところAudibleで半藤一利の昭和史講義を聴いているのだけれど、歴史のなかで先行きに惑う人々のストーリーは現代のそれと重なって、こういうのは口伝として聞くのがいいものだという感想をもつ。時間軸を少しずらして理解すると、戦前の流れは今、起きていることとさほど違わないのではないかという気さえするのである。