怒涛

この日、COVID-19の全国の新規感染確認は94,000人を越え、2月のピークに迫る。じわじわという感じではなく、倍加時間も1週間というイメージだから指数関数的な感染爆発を見ているということになるのではないか。長野県ではいきなり699人が報告されて、かねて事務処理上の限界が700近辺にあるのではないかと疑っていただけに、実態も見失いつつある。それ以前、最近ではいわゆる濃厚接触者も検査をしていないということを聞くから、これまでとは異なる感染の拡大が進行しているのである。

現時点ではワクチンによる重症化抑制効果だけが頼みだけれど、考えてみればリスクの高い群の接種を先行させているのだから、抗体の減少も先行するのである。そしてこの拡大を引き起こしているとみられるオミクロン株のBA.5は病原性が高まっているという話が出始めていて、よくない状況とみえる。