『恋せぬふたり』の第3話を観る。先週のラストも怖かったが、今週も劇的なヒキのうえに予告ではやっぱりサイコなカズくんの台詞があって、この異常を際立たせる物語りの手つきに感心している。そして冒頭に入るキャプションによる注意喚起は、このドラマが扱っているテーマに整合したメッセージを感じさせるもので行き届いた配慮に感心する。この一貫性こそ、優れた演出の一側面だと思うのである。
この日、地元にもいわゆるマンボウの適用が決まる。それにどれほどの効果があるか疑わしいといえば遺憾ながらその通りで、そうこうしているうち、オミクロン株の感染速度を上回る亜種の台頭が伝えられる。進化は自ら道を探しているに過ぎないとして、言葉通りの波状攻撃とみえる。