いろいろ用事が重なったので、休暇をとって午後は松本まで出かける。松本の市街地にでかけるのは、もしかしたらCOVID-19の感染拡大以来ということになるのだけれど、何しろ車を運転していても暑いという真夏の陽気なので、建物の間を素早く移動して用を済ませるという感じで、街中を散策しようという気にはちょっとならない。温度計は日中35度を表示し、光量が多過ぎて何もかもが飽和している。
この日、自民党の麻生副総裁が政治に関心を持たなくても生きていけるというのは良い国であると述べたという講演での発言が伝えられる。ある日、気付いたらワイマール憲法がナチス憲法に変わっていた、その手法に学べと発言した男の言うことであれば、いよいよこの国におけるナチス化の策動も仕上げにかかっているということであろう。結局は改憲まで至らないという見通しは甘いと認識しておくべきではないか。7月10日の参議院選挙はその将来に影響を与えるイベントとなる。