窓際のスパイ #4 『窓際のスパイ』の第4話を観る。ジャクソン=ラムが動き出した途端、若手カートライトの影もだいぶ薄くなる。ゲイリー=オールドマンは老獪ぶりが際立つ薄汚い風貌だが、違和感のなさは名優の仕事というものだろう。秘書のスタンディッシュにも見せ場が用意され、全編が「遅い馬たち」が逃亡しながら反撃を窺おうかという展開で、物語はクライマックスに向かう。