地方には行政区というシステムがあって、市政の下部組織という感じの位置付けで自治活動をしているのだけれど、ときどき由来のわからない力学が働いて何らかの活動の役を務めることになる。今年は福祉推進委員という役回りがあって、市の活動の一環で高齢者の家に弁当を配るというイベントに参加する。今年もCOVID-19感染拡大の影響でいろんなイベントが中止になっているのだけれど、これは昨年も行われていて、実存を確認するという点ではそこそこ重要な活動なのである。社会にこうした余裕があるのは、もちろん悪いことではない。
『鎌倉殿の13人』は大銀杏での惨劇の直前まで。このぶんだと源仲章は義時と間違えられたのではなく、ほとんど誅殺という感じで死ぬことになるだろう不穏な流れ。予告では「ここからは修羅の道だ」と義時らしき人物が呟いているのだけれど、もう随分前にその道に分け入ったと思っていたこちらとしては、次回刮目して待つほかない。