Netflixで配信の始まった『ごめんね青春!』を観ている。宮藤官九郎脚本特有の面白さと、のちに活躍することになる若い役者陣の豪華さで見どころが詰まっている感じ。伊豆箱根鉄道、通称「いずっぱこ」といえば『逃げるは恥だが役に立つ』の第6話にも登場していたのだけれど、ハートの吊り革も物語的な原典ともいえるこのドラマを今まで観たことがなかったのである。そういえば、このところ錦戸亮のドラマをほぼ見ない気がするのだけれど、これは業界の暗い事情というものなのだろうか。
週末からまた少し気温が下がり、いよいよ年末の雰囲気が出てきて、こちらも大詰めとなる『鎌倉殿の13人』第46回を観る。実衣の処遇をめぐって政子が自ら尼将軍を名乗るようになり、後世の評価との整合がとられる。三寅こと、のちの九条頼経が下向してきて、あと1年くらい、ドロドロの執権政治に材をとって大河ドラマが作れそうだけれど、残すところ2回ということである。