『すべて忘れてしまうから』の第9話を観る。これまで物語を駆動してきたFの帰還とその改めての喪失という展開で、言葉通りの長いお別れという構造というわけだけれど、そもそもタイトルがそれを示唆している。この静かな話は好きである。
米国の中間選挙は予想された共和党の圧倒は実現せず、勢力は拮抗の流れ。現状に対する大いなる不満はあったとして、共和党のあれこれが相干渉して波が打ち消されたということであれば、トランプ的なものに訣別する機会はまだ残っているはずだが、すぐに新たなトランプが台頭するだろうことも確かだろう。
県内は新たな感染者が3,000人を超えるという8月以来の状況で、もちろん、いわゆる第8波は既に到来しているのである。その高さがどの程度のものになるかは実はSIRモデルそのものを参照すればいいというのも、その通り。積極的な対策がない状況では、感染拡大そのものによる免疫拡大と萎縮によってピークは形成されるだろう。今回の被害も甚大なものになる。