ARM

さきごろ、M1 ProのMacBook 14にParallels Desktop 18を導入してWindows 11を動かしたところまではよかったのだけれど結局、速い速いと感心した上でOfficeまでインストールし、ロクに使っていない。Microsoft謹製のOffice 365やMicrosoft Edgeは64 bitで動くけれど、たとえばChromeは32 bitだし、Google日本語入力もインストールは出来るとして微妙に不安定で完全動作というわけではないみたい。いちど向こう側に行ってしまうと何をしても戻ってこないという印象があって、日常使いというわけにはいかない感じである。

同じARM版でもKali Linuxで動いているMozcはきちんと動作しているし、目新しいところも多いので仮想環境のOSとしてはこっちの方をよく起動する。ディストリビューションとしてのKali Linuxは細かいところまでよく手が入っていて、何もしていないのにターミナル用のプラグインまで動いているのには驚いたものである。英数配列のキーボードの日本語切り替えにShift + Ctrlが設定されているあたり、あらかじめVM上での利用を想定しているのかともみえて結局のところ、こちらの方が最適化がすすんでいるようである。