Parallels Desktop 18

IntelのCPUを搭載したMacの時代には、VMWareやParallelsの仮想化ソフトを使ってWindows 7を導入して使っていたものだけれど、M1に移行してからはそもそもARMベースのOSしか動かないので自然と遠ざかっていたのである。最近、Windows 11にもARMベースの正式版が登場し、Parallels Desktop 18はこれをサポートしているというので、必要というよりは興味からこれを導入してみる。

もともとOSの導入自体には何の難しさもないソフトではあるけれど、ARM版のWindowsをダウンロードして動かすところまで、ものの10分で終わるあたりには感心する。Windowsそのものも、立派にARM化されていて、わずかに翻訳の洩れがあるばかりである。CPUの割り当ては4コアというのが初期設定だけれど、VMにおける速度の問題は今や存在しないといってもいいのではなかろうか。違和感なく動く。

あまりにも普通で面白味にかけるのでLinuxのディストリビューションも導入してみる。Kali Linuxもあっという間に起動して、デスクトップ環境を整えるのに苦労する時代は遥かの感強し。一方、Kali Linux自体が面白くて、何しろ用意されているパッケージはディープだし、いろいろ行き届いている。