COVID-19の5類移行初日、長野県では入院患者が300人、500人を超えたところで独自の医療警報を出すという方針が示される。今さら注意喚起をしても手遅れというものだが、このあたりの覆い隠しようのない数字と、著名人の訃報をよすがに、事態の動静を知る新たな段階にすすむことになる。
一方、首相官邸の記者会見に導入されてきた人数制限は、特に理由を示すことなく継続されるという話である。結局のところ、全てが恣意的な運用であり、同時に本邦のジャーナリズムは徹底的にコケにされ、それに抗することもできないのである。誰もが恥を知るべきであろう。