IOCの狂気は来るところまで来ているという感じがするけれど、2024年のパリでのオリンピックにロシアとベラルーシが参加することを認める方向というのは、その最新の事例ということになる。侵略戦争の当事者が参加を認められないというのであれば、侵攻には身の覚えがある米国なども困ったことになるかもしれないけれど、この状況でロシアの肩をもつ判断ができるのは、相当に後ろ暗いところを握られているのだろうとしか思えない。東京がそうであったように、ソチでも兆単位の金がどこかに消えたのだが、もちろん開催側は同じ穴に棲むムジナであったろう。公金を掠めるための装置としての五輪は、自動的に事案の共謀共同正犯を炙り出す機能も併せ持つようである。
このところ寒さが緩んでいたのだが、今朝あたりは強烈な冷え込みで、またしても-10度を割り込む。